シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004O4Z

有価証券報告書抜粋 株式会社 平和堂 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年2月21日から2015年2月20日まで)におけるわが国経済は、円安や原油安等を支えに一部企業で収益の改善が進む中、設備投資の増加や雇用・所得環境の改善がみられました。一方、新興国・資源国の経済成長鈍化や消費増税による需要の減退が継続するなど、回復は足取り弱く推移いたしました。
当小売業界におきましても、業種や業態の垣根を越えた競合激化や原材料の高騰、電力料金の値上げ等により経営環境は厳しさを増す状況となりました。
このような状況の下、当社グループの中核企業である「株式会社平和堂」は、地域になくてはならない企業として、おもてなしを意識した売場・店舗・サービスに注力し、お客様の満足度を高めてまいりました。夏季及び冬季の天候不順や消費の回復遅れにより、既存店の客数は前年を下回りましたが、生鮮食品を中心に客単価が伸びるなど、売上高は前年を超えることができました。
以上の結果、当連結会計年度の営業収益は4,192億84百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は141億31百万円(前年同期比6.1%増)、経常利益は153億56百万円(前年同期比11.2%増)、当期純利益は84億53百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
セグメント概況は次の通りであります。
[小売事業]
「株式会社平和堂」は、4月に自社開発のNSC(近隣型ショッピングセンター)業態として、フレンドタウン日野(核店舗はフレンドマート日野店)及びフレンドタウン深江橋(核店舗はフレンドマート深江橋店)を開設いたしました。下期には、フレンドマート八幡一ノ坪店(京都府八幡市、12月)、フレンドマートMOMOテラス店(京都市伏見区、2月)を出店、さらに長浜店(滋賀県長浜市)を移築し、長浜駅直結の商業施設モンデクール長浜(核店舗はフレンドマート長浜駅前店、滋賀県長浜市、2月)として開設いたしました。一方、寺内店(岐阜県大垣市)を経営効率向上のため閉鎖いたしました。
既存店におきましては、フレンドマート長岡京店、日夏店、アル・プラザ宇治東、アル・プラザ水口、アル・プラザ茨木、尾西店の6店舗で改装を実施、食料品売場を中心に地域のニーズに合わせた品揃えの変更や什器の入れ替え等店舗の活性化に取り組みました。
販売面では、衣料品においては、シニア、ミセス向け編集売場の開発やインナーウェアのEDLP商品の拡大を、住居関連品においては、ペットショップの拡大や健康を切り口とした家電売場の開発をいたしました。しかしながら、衣料品、住居関連品は消費増税の影響や天候不順もあり、売上高は前年を下回る結果となりました。食料品においては、鮮度感やライブ感を高めた生鮮売場の強化、味や品質にこだわった自社開発商品の展開やNB商品の均一価格での販売に注力いたしました。
5月に本格稼働した新多賀センター(滋賀県犬上郡多賀町)では、精肉・鮮魚商品の品質向上や店舗運営の効率化に寄与いたしました。
買物代行及び暮らしのお手伝い事業として地域貢献に努めております“平和堂ホーム・サポートサービス”は9店舗を新たに開業、滋賀県内14店舗での運営体制としサービス地域を拡充させました。
以上の結果、商品別売上高は衣料品379億73百万円(前年同期比5.2%減)、住居関連品401億47百万円(前年同期比1.6%減)、食料品2,317億22百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
中国湖南省で小売事業を展開する「平和堂(中国)有限公司」は、4号店出店効果により、増収・増益となりました。
滋賀県でスーパーマーケットを展開する「株式会社丸善」は、主力店舗の改装効果により増収に、商品管理ロスの改善もあり経常利益は黒字転換いたしました。
書籍販売業やCD・DVDレンタル業を展開する「株式会社ダイレクト・ショップ」は、主力のレンタル部門の縮小が継続し減収となりました。一方、経費削減により経常利益は増益となりましたが、4店舗閉鎖による特別損失を計上し当期純利益は赤字となりました。
以上の結果、小売事業の営業収益は4,112億36百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は119億89百万円(前年同期比11.5%増)となりました。


[小売周辺事業]
惣菜・弁当、生鮮品の製造加工業を展開する「株式会社ベストーネ」は、新多賀センター稼働に伴う販売増により増収となりましたが、開設による営業費用が増加し減益となりました。
ビル管理事業を展開する「株式会社ナショナルメンテナンス」は、グループ外の契約物件増や省エネ関連工事の受注増により、増収・増益となりました。
以上の結果、小売周辺事業の営業収益は329億5百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は15億66百万円(前年同期比17.5%減)となりました。

[その他事業]
外食事業を展開する「株式会社ファイブスター」は、新規出店や高単価商品の提供により増収となりましたが、原材料価格の高騰や人件費増により減益となりました。
以上の結果、その他事業の営業収益は152億51百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は6億62百万円(前年同期比11.6%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末と比較して8億70百万円増加し、135億6百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

項目前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー21,49222,8721,379
投資活動によるキャッシュ・フロー△13,418△12,552866
財務活動によるキャッシュ・フロー△8,586△9,879△1,293
現金及び現金同等物の増減額560870309
現金及び現金同等物の期首残高12,07512,636560
現金及び現金同等物の期末残高12,63613,506870


主な内容
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益149億76百万円(前年同期比 10億48百万円増)
減価償却費115億10百万円(前年同期比 5億64百万円増)
法人税等の支払額66億14百万円(前年同期比 20億62百万円増)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形及び無形固定資産の取得による支出169億37百万円(前年同期比 66億84百万円増)
敷金及び保証金の差入による支出7億27百万円(前年同期比 6億27百万円増)
敷金及び保証金の回収による収入21億59百万円(前年同期比 10億14百万円増)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入124億円(前年同期比 6億円増)
長期借入金の返済による支出193億71百万円(前年同期比112億39百万円増)
配当金の支払額15億47百万円(前年同期比 1億65百万円増)


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03081] S1004O4Z)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。